バンクーバーの新型コロナウイルスの状況【2020年4月20日現在】いつからカナダに行ける?

バンクーバーって今どうなってるの?夏休みにバンクーバーに行けそうかしら・・・?

こんな疑問にお答えします・・・と書きましたが、ある主婦の個人的な意見です。

カナダとBC州の感染状況 2020年4月20日

カナダの感染状況です。

バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州の1699人に比べてケベック州の感染者が19319人と10倍以上なのが不思議ではありませんか?

人口はBC州は約507万人、ケベック州は約848万人です。人口に比べてケベック州が圧倒的に多いのはカナダでも話題です。

どうやら、ケベック州はBC州より2週間、春休みが早かったらしくヨーロッパに観光に出かけた方々が次々と感染していたようです。

アルバータ州も11184人で、他の州と比べると多いですが、原因は初動の遅れではないかと指摘されています。

次に、BC州を詳しく見てみましょう。

リアルタイムで分かるダッシュボード

BC州は、めちゃめちゃソーシャルディスタンスを厳守しています。銀行には数えられないほどの人たちが、きちんと2mの間隔を空けて行列を作っています。

今日見たTDバンクに並んでいた行列の長さは200mくらいでしょうか。ソーシャルディスタンスを辛抱強く守っている甲斐あって、BC州は大幅に感染者が増加することはありません。

感染者がフラッタリング(パタパタ)していて急激に増えていないので、規制を緩和していいんじゃないか?という議論が盛んです。

夏休みの観光やサマーキャンプは?いつからカナダに行ける?

夏のバンクーバー行きの日系の飛行機は問題なく予約できますが、個人的には夏にバンクーバーに来ても身動きが取れない状況が続いていると予想しています。

そもそもワクチン(英語発音はヴシーン)や薬が開発(治験)には1年以上はかかるでしょうし、仮に開発されたとしても、

全員にワクチンが効くわけでも、全員が薬を飲んで治るわけでもない

わけです。

インフルエンザの予防接種をしているのに、毎年インフルエンザにかかる人がいますよね。薬も効く人、効かない人がいて、元々の人間の遺伝子や身体の状況によって効果が違うものです。

これだけ殺傷能力の高いウイルスが出てきて世界中に広まった以上、もはや密閉空間に大勢の人がいても気にならなかった元の世界に戻るには相当時間がかかるだろうと容易に予想できます。

いつからカナダに安心して行けるのか?超個人的な予想では最短で来年の後半か2022年だと思います。

自己隔離違反は多額の罰金か禁固刑

仮にバンクーバーに到着したとしても、14日間の自己隔離をしなければなりません。ブリティッシュコロンビア州に提出しなければならない自己隔離計画は次の事項です。

1.14日間の自己隔離の場所
2.自己隔離の場所に移動する方法
3.必要なサポートの手配をどうするか(食事、薬、育児、洗濯、ペットについて記述)
4.社会または家族がどうサポートするか

日本と違うところは、自己隔離に違反した場合、

最高で75万ドル(約6千万円)の罰金か禁固6か月の刑

です。バンクーバーに来る気が全く起こらなくなりますね。

デイケアから大学まで全て閉鎖

エッセンシャルワーカー(社会維持に必要な職業)の方向けのデイケア(保育園)を除いて、公立、私立の小学校から高校・大学・語学学校・専門学校、あらゆる学校が全て閉鎖されている状況です。

生活に必要ないお店は全て閉鎖

洋服屋、雑貨屋、化粧品、宝飾品、ありとあらゆる店がことごとく閉店しています。ただし、洋服やちょっとした化粧品はスーパーで買えます。

レストランはテイクアウトのみです。

バンクーバー水族館など、遊戯施設は存続の危機

我が家はバンクーバー水族館の年間ファミリーパスポートを1月に215ドル払って1回きり使っただけで帰国するハメになりそうです。年パスのデメリットを痛感しました。

そんな悲惨な状況にもかかわらず、バンクーバー水族館からドネーションのお願いメールが頻繁に届きます。十分ドネーションしてるってば。

バンクーバー水族館は3月25日に343人(雇用の60%)をレイオフ(クビ)にしています。水族館の維持費、すごそうですよね。もはや立ち直れそうもない・・・とニュースに出ていました。

サイエンスワールドも3月23日に雇用の75%をレイオフしています。市の職員でさえ、解雇です。

日本と違って、必要なければあっさり解雇する文化を目の当たりにしました。

ヒステリックな人が増える

子供と話しながら歩いていて、後ろから音もなく近づいてくる人に誰が気づくでしょうか?そんな人はシティハンターくらいです。

私は森林を散歩中、背後から

Too close

と、怒鳴られました。オマエが近づいてくんなっ!!!いわゆるコロナ時のアジア人蔑視かもしれません。ちなみに、この暴言を吐いたのは黒人の若いお姉さんでした。

誤解のないようにいうと、バンクーバー市民に基本的にアジア人蔑視はありません。何年も前からバンクーバーで暮らすアジア人が大勢いますからね。蔑視してたら暮らせません。

なお、子育てをしたことある方なら分かると思いますが、幼児に2mのソーシャルディスタンスを常に守らせるのは不可能に近いです。

道路に飛び出たりすることは5歳くらいならしませんが、何か興味のあるものが見えると自分が感覚的に安全だと思う範囲で突然走り出します。まだまだ横断歩道を渡る際などは、手をつないでいないとダメな時期です。

親が気をつけるのは当然ですが、ソーシャルディスタンスについて言い聞かせても面白いことがあると忘れます。それが幼児です。

他人の大人に対して「幼児は突発的に行動するから気をつけるように」と、もっと警告して欲しいものです。幼児の行動は全て親がコントロールできる、と考えるのは子育てをまともにしたことのない大人です。

子供を3人育てたカナダ人ご夫妻が、「幼児は突然run outしてくるから私たちはソーシャルディスタンスを保つために、外を散歩する時には幼児に気をつけている」と言っていたので、やっぱり分かってる人は分かってるんだなと思いました。

犯罪が増加する

空き巣が増加しています。逆に言うと、日ごろ安全な場所か安全でない場所か判明できます。

バーナビー市の犯罪ヒートマップ(3月20日)
バンクーバーの犯罪ヒートマップ

スーパーのコロナ対策がすごい

ウォルマートのコロナ対策の徹底ぶりがすごいです。

人がぶつかりそうなところにフェンス
一方通行

「野菜と果物は洗ってから食べて」の注意書き。カナダ人は野菜や果物を洗って食べていないんですね。えー!!!です。日本人には不要ですよね。

洗ってから食べての注意書きの下には「買うつもりの果物と野菜だけハンドルして」・・・触ったら買ってねっ♪ってことでしょうか。

「家族に大人はひとり」・・・パパとママは一緒に買い物できません。

「エコバック禁止」・・・いつも1枚5セントかかるレジ袋がタダになりました。

卵、トイレットペーパー、冷凍野菜がリミット1です。牛乳にリミットかかっていないのが不思議です。

コロナ騒ぎの初期は、コストコでトイレットペーパーの警備員が出動していました。日本と同じなんですね。

Toilet rolls are over there!っていいながら、テキトーに誘導棒を振り回していた姿が印象的です。

トイレットペーパーなくても生きていけると思うんですけどね。世界共通で混乱時にはトイレットペーパーに群がるようです。

医療従事者への惜しみない感謝

毎晩7時になるとサイレンの音や指笛の音、拍手など色々な物音がして騒がしくなります。今日は爆竹まで鳴りました。

これは、日々大変な思いをして病院に勤務している方々への感謝の気持ちなのだそう。医療従事者の苦労に一般市民が思いを馳せられるバンクーバー、素敵です。

下記はケアワーカー(医療従事者)の感謝がトップページのバーナビーナウ(新聞)です。

「表紙を切り取って道路に面した窓やドアに貼っておいて」
実際何軒か貼ってました

生きるか死ぬかで働いている人のことを思うと、軽率な行動をとってはいけないですね。

日本も病院勤務の方々をクローズアップすれば、もう少し危機感のある暮らしになるんじゃないかなー。

公園の遊具を使ったら罰金500ドル

満開のサクラと罰金500ドルの警告がアンバランス
ここまでするか~?バスケのゴールがぐるぐる巻き
街中でもトレイルでも、頻繁に見かける
ソーシャルディスタンス維持の看板

なお、DeerLakeのトレイルが禁止になりました。理由はトレイル道が2mのソーシャルディスタンスを保てる幅がない、という理由です。BC州の感染阻止への気合いが感じられます。

学校のオンラインラーニングがスパルタ

娘の小学校では、毎日メールで課題が出されます。その内容は、リーディング、ライティング、マス、サイエンス、アート、ミュージックまで多岐に渡ります。毎日2~3時間くらいかかります。

はっきり言って、親が勉強させられている感満載です。もちろん、娘も頑張っているのですが、たとえカナダ人だとしても親の手助けは相当必要だと思います。

しかも、ライティングはワードで課題提出です。もうすぐ、Office365のTeamsを使ったオンライン授業が開始される予定です。全員できるのでしょうか?

そういえば全家庭がパソコンを持っているわけではないで、パソコンがないうちは家にあるものでジャグリングして下さい、と書いてありました。カナダですね~。

日本でもカナダと同じですが、学校に行けないということは子供の勉強をサポートできる家庭と、できない家庭とで差がどんどん開く状況だということです。

この学習の差が開く状況を埋める政策を早急にうつべきです、と言っても無理だよな・・・。大きなモニタのあるネット環境を電気と同じレベルの必須インフラにしないと、です。

ちなみに、キンダーは毎週1回のメールで、アルファベットを書かせたり、数字を書かせたり、オンラインブックを読んだりのゆるい課題です。

キンダーの先生はEpic!を全冊読めるようにして下さいました。3万5千冊を前にして、いろいろな本があるのに息子はCactus(サボテン)の本ばかり読んでます。でも、サボテンの本だけでも12冊ありました。

目をキラキラさせて、サボテンの実を食べるんだ!美味しいんだよ!って熱く語ります。

まとめ

新型コロナウイルスのことをカナダではCOVID-19と呼びます。

Coronavirus Disease 2019 (コロナウイルス 疾患 2019)

の略です。 どうでもいいことかもしれませんが、COVID-19は神戸ナインティーンに聞こえるんですよ。ホントに。絶対Dは発音していないし、ウイルスはバイラスという発音なのに、コーバイでもなくコーベ。

ネイティブの人になんでか聞いてみたいです。日本人としては気分悪いですもん。

結局のところ、コロナにかかっても生き残れる丈夫な体を作ることが一番重要ですね。運動して、バランスの良い食事をとり、十分に寝る!

精神的に弱くなっても負けですね。子供がベッタリでストレスがたまりますが、もう運命なので受け入れるしかないですね。

一緒にコロナパニックがおさまった世界を見てみましょう!!!「ノーテンキなこと言ってるけど、あなた日本に帰れるの?飛行機ないんじゃないの?」というツッコミが一番痛い今日この頃。

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