こんな疑問に答えます。
もくじ
遠足(フィールドトリップ)にお金を持たせる
8歳くらいから遠足で子供がお金を使い始めます。8歳だとお釣りの計算ができるのか心配ですが、そんなことは言ってられません。駅や目的地で買い食いすることは日常茶飯事、お土産だって買っちゃいます。もし持たせないと、一人だけ恨めしそうに眺めているという惨めな体験をさせることになります。
仲の良い友達がいる子だと、なんと8歳でお金の貸し借りをし始めます。カナダ在住歴が長いベテランママでさえ、
「つい、うっかり遠足にお金を持たせるのを忘れちゃうのよねー。日本だと遠足にお金持たせるって思わないもんねー。」
と言っていました。
遠足の時は、


お弁当持った~?

もった~♪


水筒持った~?

もった~♪


おやつ持った~?

もった~♪

カネ持った~?
です。
実際いくら持たせるかというと、
・トーニーコイン(2ドル)
・5ドル紙幣
・10ドル紙幣
合わせて17ドルくらいが、個人的に無難かなーと。目的地にお土産やさんがある遠足の時は、もっと持たせる必要があるかもしれません。バンクーバーでは、子供用の小さいお財布を見かけないので日本から持ってきた方がいいと思います。娘はリュックとお財布が出しやすいようにポシェットを持って遠足に行きます。ポシェットも小さい子供用はないですよー。
バンクーバーとウイスラーの中間くらいにあるマインミュージアム:Britannia Mine Museum(ブリタニア鉱山博物館)で遠足で砂金採りに行った娘は、20ドルのお土産を買って帰ってきました。ご満悦でした。

不思議な音のする鈴
夏は日差しが強いので帽子をお忘れなく。夏場の紫外線の量は日本より多いので、長時間外にいる場合は日焼け止めも塗りましょう。
お弁当の前に手を洗いなさいと言われるそうですが、スナックタイムの時は言われないそうなので、バイキンが気になる方はおしぼりやウエットティッシュも持たせて下さいね。
サマーキャンプ、スプリングキャンプにお金を持たせる
遠足でお金が必要ならキャンプも例外ではありません。SFUのサマーキャンプのESLに参加した9歳の娘は、ロッキーポイントパークへ行って、みんなアイスクリームを食べているのに自分だけ食べられないという悲しい体験をしています。せっかくの思い出が台無しに…。
ロッキーポイントパークには有名なアイスクリーム屋さんがあるのですが、事前にどこに行くかは知らされないし、お金を持って来なさいとはSFUからは一言も言われていません。コテコテ日本人夫婦がそんなことは気づくはずもなく(涙。

写真は塩キャラメル味:4ドル
娘がキャンプで行ったところはロッキーポイントパークだったと、半年後に判明して無事にアイスクリームを食べさせられました。
SFU側もお金持って来なさいとは、盗難のこともあって書きづらいのでしょう。日本人には知ることのできないカナダの常識です。
スナックにピーナツを持たせない
柿の種が大好物の5歳の息子。プリスクールに亀田の柿の種を持っていったら、言い方は丁寧なんですが、ものすごい怒られました。
下校直後にお手紙・連絡帳をチェックする
日本では授業で予め持ってくる必要のあるものは、かなり前から知らされると思います。カナダでは直前、ひどい時は前日に知らされることが多いです。
例をあげますね。
運動会の前日:あなたは緑組なので、緑の服を着てきてください。

緑の服持ってる女の子って、あまりいないよね~。連絡帳の確認が夜じゃなくて良かった!
下校後に、緑のTシャツ買いに行きました。
サイエンスの授業の前日:ゆで卵を2個持ってきて下さい。
その日に限って卵が冷蔵庫に卵が1個しかなかったママ友が、この連絡に気づいたのは夜!仕事から帰宅した旦那さん(スコットランド出身)に深夜のウォルマートに買いに行ってもらったそうです。
ある日の前日:明日はスペシャルヘルパーなので、〇〇(名前)が好きな物の当てっこクイズをします。この紙袋に、○○の好きな物を入れてきて下さい。
そして、その物のヒントを作って下さい。頭文字のアルファベットや、色、形、どこで使うかなどを紙に書いて下さい。
これ、夜寝る前に気づいたらマジで泣けます。
フタが開けられない、お着替えができないと電話がかかる
デイケア以外(キンダー・プリスクール)では、水筒のフタが開けられない、お弁当のフタが開けらえない、服を汚した際に自分で着替えられないなどは、親のスマホに電話がかかってくることがあります。
詳しくは、 水筒のフタが開けられない問題でご紹介しました。
父親が娘とお風呂に入っていると言わない
「パパが赤ちゃんをお風呂に入れている」という表現はOKですが、「パパが娘とお風呂に入っている」という表現は、たとえ娘が小さくてもNGです。

ましてや、娘が5歳、6歳なら通報されかねません。日本だと、娘が結構大きくなっても一緒に入っているパパがいると思いますが、文化の違いは恐ろしいです。
どこにいても子供だけにしない
カナダでは低年齢の子供だけでお留守番させると虐待になることは有名だと思いますが、外出先では、ちょっとした時間だけでも子供だけにすることはできません。
うちの場合、スーパーで娘はぬいぐるみが見たいけど、息子はDVDが見たいってことが起こって本当に困ります。もう、9歳なんだからスーパーでぬいぐるみぐらい一人で見てくれ~と思うんですけどね。
一番困るのが、フードコートなどに行って、注文した食事をテーブルに持ってきた時、子供2人のどっちかがが、
「トイレ!!!」
となる場合です。私と子供2人の場合は、どうしたって一人を置いていかなければなりません。フードコートには他人の食べ残し食べる強者がたまにいます。食べた後、片付けない方も多いですし。

人が集まるところは多少の注意が必要
「さっき行ったばっかりだから我慢しなさい!」
と言いたいのですが無理なので、5歳の息子がトイレの場合は私がついていき、9歳の娘がトイレの場合は一人でトイレに行かせていますが、どうすればいいんでしょうね・・・。バーナビーは安全だからなせる技です。
学校の送り迎えで気をつけること
道路を横切る時は警官がいないかチェックする
あまり知られていませんが、横断歩道ではないところ(車道)を横切ると、本来は罰金マックス250ドルとのこと。jaywalk ticketと言われ、実際に切られた人がいるそうです。カナダ人のお友達は、注意されて何とか言い訳をして逃げ切ったと笑っていましたが。
覆面パトカーが多い
車で送り迎えする方もいらっしゃると思います。カナダでは運転する上で安全な位置にスマホを置いて運転していないと逮捕されます。安全な位置とはフロントガラスの辺りです。ギアの辺りに置いていると、置いているのを見つかっただけで逮捕される可能性があります。
実際、スマホをいじっていたんだろうなーという車が目の前で覆面パトカーに捕まるのを2度も見ました。普通の車が突然、赤と青のランプをチカチカしてウーウーとなるので、え?私達???ってビックリしました。

日本で買って船便で持ってきて下さい。カナダで買って使い物になりませんでした。グラグラしてスマホが落ちるっていう…アロンアルファなどを使って試行錯誤してみましたが、結局、時間とお金のムダでした。
車の窓が割られる
車の見える位置に、ちょっとでも良さげな物を置いておくと車の窓ガラスを割られることがあります。たまに、窓が開いたままの駐車中の車を見かけますが、割られないようにするためとのことです。
子供の帽子、手袋、学校からもらった工作など、ちょっとした物でも座席に置かないようにしてください。
12月のCBCニュースで、こんなニュースがやっていました。
クリスマスプレゼントを座席に置いて車を離れたところ、車の窓ガラスが割られクリスマスプレゼントが盗まれました。後日、犯人が逮捕されてクリスマスプレゼントが戻ってきました。
家族はニコニコ笑顔、ニュースキャスターもニコニコ笑顔、良かったね!!!
っていう・・・。
車の窓ガラスを割られて
クリスマスプレゼントを犯人に開けられて
全然良くない。犯人が捕まったのは良かったけどね、そこまで笑顔にはなれないかな~。
まとめ
いかがでしたか?マイナーな情報ですが知らないとツライですよね。こういう情報って、知らないから聞けないし、誰も自ら教えようとしないし本当に困ります。色々と知らなくて困ったことだらけなので、同じ思いをしないために今後も公開していきたいです。
カナダの常識と日本の常識と違うところってあるのかしら・・・?とくに学校生活で違うところを知りたいわ。