小さい子供がいるうちは、どっちか片方の親は子供を運ぶため、ちょっとした組み立て家具や家電でも夫婦二人で運ぶ方法がとれませんね。では、どうするか?まずは基礎知識から確認しましょう。
もくじ
家具なし物件でも設置してある家電がある
家具なし物件でも基本的に下記の家電はついてきます。
1.洗濯機
2.乾燥機
3.オーブン(フライパンや鍋が使える日本のガス(電気)コンロにあたるもの)
ありがたいですね。
冷蔵庫、食器洗浄機、電子レンジも置いてあるところが多いです。何が予め設置されているか、あらかじめ確認しましょう。
設置してある家電が壊れたら大家のお金で取り替える
バンクーバーのシステムは元々設置してある洗濯機や乾燥機、オーブンなどの家電が壊れたら、
大家の責任で取り替える
という常識になっています。人の入れ替わりの激しいバンクーバーならではのシステムですね。壊れたら大家に連絡してくださいね。
それでは本題です。ベッドなどの大型家具をどうするか?一緒に考えていきましょう!
家具付き(furnished)の物件を探す
子供が小さいうちは一番ラクです。シーツなどは洗濯してあるか、タオルはあるかなど、リネン類についての詳細は大家さんに聞きましょう。
大家さんが外国人の場合は、衛生概念が異なるため「シーツは洗濯してある?」と聞くと「は?」となるかもしれませんが、何でも聞いてみても大丈夫です。カナダは自分とは常識の違うの国の人がいるって、みんな知ってます。
調理器具や食器は基本的にはついていると思います。スプーンやフォークはどこでも買えますが、お箸はなかなか買えないのでスーツケースに入れて持ってきましょう。
話はそれますが、こちらの子供用のスプーンは大人のサイズです。キャラクターが付いてるだけで、口に入れる部分は超デカいです。わざとなのかな?
家具付きと家具無しとで、家賃は月200~400ドルくらい変わってくるそうです。バカにならない値段ですね。我が家も相当迷いましたが、築年数と広さを落とす代わりにファーニッシュドにするという選択をしました。
大型スーパーの近くに住む
ウォルマートなどの大型スーパーには、布団や家具(組み立て)が売ってます。布団類は持ち手がついた状態で売っているので運べます。
以下は、ローヒード・ショッピングセンター駅のウォルマートの写真です。




よく、スーパーのショッピングカートを持ち出して組み立て家具を運んでいる人に出くわします。ショッピングカートが道に放置されていますが戻した方がいいですね。ショッピングカートを利用するのに1ドルコインが必要です。
ウォルマートの他に、コスコ、BAY(バンクーバーのモールにある)でも寝具類は売っています。
IKEAでオンラインで注文する
日本と違って配達の時間が決められません。配達日は、ずっと家にいることになります。
家具やタオルなどの注文は、
からどうぞ。
バンクーバーでは多くの場合ちゃんと配達日に届きますが、万が一、配達日に来なくてもカナダではあるあるです。 なお、電話番号を入力する必要があるので、誰かの番号を書かせてもらう必要がありますね。
イケアの家具待ちにロコタビさんを利用してはいかがでしょうか?私がロコタビだったら、
大家さんに鍵をもらうことと、その日に家具待ちをすることで200ドル、
ベッド2つ、テーブルとイス4客組み立てるとプラス300ドル
くらいで請け負いますね。
バンクーバーの夏は、バスタオルをお腹にかけておく程度でしのげます(ただし、東京と比べて朝は若干寒い)。冬は暖房が効いているとはいえ布団が必須です。
退去する時に捨てるのが大変ですが、ごみ箱自体が大きいのでIKEAの簡単な家具なら分解して捨てていけると思います。もちろん、市役所に電話をして粗大ごみとして捨てていく方法もあります。
または、大家さんに家具を捨てなくてもいいか交渉すると良いかもしれません。 さらには、家具を引き継いでもらうテイクオーバーで、お金が若干戻ってこないか聞いてみてもいいと思います。

子供が自分で歩けるなら、ホテルなどに1泊してイケアに買いに行くのもいいですね。バンクーバーにはコキットラム(バーナビー側)と、リッチモンドにあります。
その他の注意点
マットレスは人が使ったのがヤダ、寝心地重視!の方など、大型家具を運ぶためにエレベーターを使う場合、エレベーターを長く(半日程度)止める必要があれば料金が発生します。どのくらいの金額かは、管理人(Strata:ストラタ)に聞く必要があります。IKEAの組み立て家具を運ぶ程度なら何も連絡する必要はありません。
まとめ
小さい子供がいるご家族は、カナダでの生活をスタートさせるのは一苦労ですよね。それぞれのご家庭に合う方法を探っていきましょう!
家は決まったけど、家具がないわ。ベッドやテーブルはどうしよう?