カナダの小学校のトイレ事情【背の低い男の子は小便器に届くのか?ほか】

日本人

キンダーに入るウチの子、背が低いんだけど小便器に届くのかしら?

4歳で英語もできないのに、ちゃんと小学校でトイレに行けるかしら?

こんな疑問にお答えします。

海外の小便器の高さ

海外(主に欧米)の小便器の高さはハンパないのをご存知でしょうか?国にも場所にもよりますが、夫の話では成人男性でもつま先立ちで用を足している方を時々見かけるそうです。

そんな小便器の高さなので、外出先のトイレで夫が息子におしっこをさせる場合は抱っこしているんだそうです。他の国の方も子供を抱っこしての用足しは同様なんだとか。

高すぎ!!!

まったく、どんな設置基準だよ!って感じですが、こんな状況で身長が105cmくらいしかない息子が小学校の小便器に届くのか、他の子供もいるから大丈夫だろう・・・とは思っていましたが、若干不安でした。

カナダの小学校の男子トイレ事情

デイケア(保育園)ならともかく、キンダー(幼稚園)はカナダでは完全に小学生です。高学年の子供達は、私より背の高い子供が沢山います。

しかし、安心して下さい。

大丈夫です。

キンダーの前にある男子トイレを除いてきました。

キンダーの教室の前のトイレ

背の高さに関係ない造りとなっていました。ふー、良かった。ただし、このようなストレートな造りの小便器はコストがかかるのか、小学校内に5つある男子トイレのうちキンダーの教室の前のトイレだけの特注品です。

その他の小便器は、どこでも見かける高さのある普通の小便器ということですが、高さが低く設置されているようです(息子談なので信憑性が乏しいのですが)。でも、身長180cmくらいの子供も結構いるんですけど、かがんでしてるのかな?

105cmと180cmじゃ、高さを変えないと・・・ですよね。5つある男子トイレを全部除いたら、変なおばさんになるのでやめにしておきます。

流さない子供が多い

娘の話によると、トイレで流していないことが多いので困る~と言っていました。大人でも流さない人、日本より圧倒的に多いですからね。最初は驚きましたが慣れました。

私が小学校時代は、そんな状態に出くわすこと数回もなかった気がするなあ。もしかしたら、自動で流れるトイレが増えてきたからでしょうか?

授業中に いつでも行けるカナダ VS 行きづらい日本

カナダでは授業中にいつでもトイレに自由に行けます。

グレード4の娘は、ホワイトボードにWashroomスペースがあって、そこに名前を書いてトイレに行くそうです。

キンダーの息子は、Washroom,please.と先生に言うと、OK.となるそうです。

日本ではトイレは休み時間中に済ましておく、が原則ですよね。カナダでは、そんな考え1ミリもありません。

なぜなら、授業中に喉が渇いたら水分補給しないと体に悪いし、トイレを我慢するのは体に悪いと思っているからです。

授業より体優先・・・というか、何でも自由なんです。もっと言えば、基本的には日本人より先のことに備えて予め行動しておくという思考回路になってません(もちろん全員じゃありません。一般的な日本人より前もって行動される方々もいらっしゃいます)。

これは悪口ではなくて、そのような考え方なんです。この行動パターンは、先のことをついつい考えてしまう日本人にとっては羨ましくもあります。

先のことばっかり考えて暗くなっている人が多い国がいいのか、先のことを考えなくて明るい人が多い国がいいのか、わからないですよね?

「休み時間にトイレに行くんだよ。」はメンタルに良くない事実

キンダーに入る息子に、

「休み時間にトイレに行くんだよ。」

と繰り返していたら頻尿になって大変でした。

キンダーの先生に、

「1日10回以上トイレに行くから医者に行って下さい。」

と言われました。

ある日本人のママに、このことを相談したら、

「うちもキンダーに入る前に ”休み時間にトイレに行くんだよ。”と繰り返していたら、出ないのにトイレに行くようになって、出ないと泣いて大変だった。黄色い物を見るのも嫌がって・・・」

と言っていました。

5歳の子供にトイレに行きたくないのに予め行かせる声かけは、おしっこに行きたいか行きたくないか分からなくなって脳の神経回路をおかしくさせるのかもしれません。

私が思う声かけの正解は、

「おしっこしたくなったらWashroomって先生に言うんだよ」

です。

でも、ネイティブでさえ Washroomを言えない子供も沢山います。

先生に言うタイミングが分からなくて、おもらししちゃう・・・

てこぼす親を見かけます。または、

うんちを拭く特訓してるんだけど、全然うまく拭けないんだよね・・・

とこぼす親もいました。

こんな感じでカナダ人の子供ですらキンダーの頃のトイレは大変です。英語ができるできないの問題ではなくて、どの子供で4、5歳はまだまだ大変なんです。

でも、なんとかみんなやっていってます。子供ってたくましいんですよ。

学校の外へでかける前の使用は要注意

ブリティッシュコロンビア州の英雄テリー・フォックスランのチャリティーマラソンに出かける前に、先生にわざわざ断ってからトイレに行ったのに、娘は置き去りにされて、

ひとりでゴール地点の校庭で数時間泣きながら待っている

という事件がありました。トイレに行くのはイベントにでかける直前は避けた方がいい・・・けど、直前にトイレに行っておくのは日本の常識。

点呼する先生、しない先生と、いろいろな先生がいらっしゃるのでお子さんに気をつけるように言った方がいいかもしれません。

そもそもカナダ人、一般的にトイレの間隔が長いです。うっそーっというくらい長時間行きません。だからバンクーバーのスカイトレインの駅にはトイレもありません。

時差で夜間のおもらし

膀胱は日中活発で、夜間はおとなしくなるということを経験しました。

夜間は水分を飲まないせいもありますが、息子は夜間におもらしをしたことがなかったのに、カナダに着いてから2カ月は夜間に漏らすことが多々あって超ブルーでした。

おむつがとれたばかりの小さい子供をお持ちの方は、数カ月すれば治るので辛抱して下さいね。

ハンカチを持たせなくていい(&長い余談)

小学校のトイレには手を洗った後に使用できるペーパータオルが設置してあります。子育てする親に優しいですね。ハンカチを持参する必要はありません。

ペーパータオルが環境に悪いと思う方は、まずは男性と女性が同率でハンカチを洗って、畳んで、子供に持たせる、保管場所を考えるという作業をする時代を作ってから言って下さいね。

ハンカチ王子の話が出て久しいですが、日本人がハンカチを持つ習慣は本当に素晴らしいと思います。日本の小学校って教育方針は微妙ですが、下記の点は称賛したいです。

  • ハンカチ・ちり紙を持たせる
  • 爪が切ってあるか確認される(うちの小学校だけ?)
  • ゴミの分別の授業があり、テストにも出る(小4の社会)
  • 給食当番の割烹着、髪の毛の扱い、マスク
  • 教室の掃除
  • (高学年の)トイレ掃除
  • 靴を上履きに履き替える

以上の点はカナダでは身につかない行動です。ただ、問題となるのが子供にハンカチを持たせるのが誰なのか?割烹着や体操着を洗うのは誰なのか?ということです。

最近のフェミニストブームにあやかって、話しをトイレから脱線させると、

割烹着(と体操着)を洗うのは主に主婦の仕事なので、日本人女性の時間を無意識に奪っている習慣が多いことを疑問視している私としては何とかならないかなーと思います。

割烹着と体操服の洗濯(管理)時間が仮に週の平均5分だとして、4週で20分、年10カ月登校するとして、200分=3時間20分、年間一人あたり3時間以上も費やしている!

それが、86万4千人(令和元年生まれ)x3時間=259万2千時間の年間の労働力または休憩時間を奪っているのです!!

素晴らしい日本の衛生概念は、こういう主婦の隠れた労働力によるものなんですよね。

割烹着と体操服を洗濯して、シワを伸ばして、たたんで、子供に忘れずに持たせるジミーな仕事を男性も担わないと少子化が止まらないってわけです。

昭和と令和で常識を変えていくべきところなのに、全く変わってないので日本が沈没しているんですね。

政治家が男女同率となり、働く男性も子供のハンカチを洗濯して、たたんで、子供に忘れずに持たせる!そんな時代がいつまでたっても来ないので、今現在1億2500万人いる日本の人口が、100年後に2500万人(内閣府は4000万人試算)くらいになるってわけです。

さて、私がカナダで学んだ一番の収穫は、

余計なことはしない

です。英語力より貴重な財産です。

元々、女性は専業主婦だということを前提とした現在の小学校のシステムなので、女性が働く時代となった今は、当たり前と思われていることを見直して、小さいところから地道に変えていく努力をしないと日本人が絶滅します。

個人的に日本人の絶滅の仕方は、

「わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑」の”ターパン”

の絶滅の仕方に近いと予想しています。ターパンは馬に似た動物でしたが、人間が持ち込んだ馬との交雑が進み、最終的に馬と同化してしまうという・・・。(画像クリックでアマゾンへ飛びます。)

数百年後には日本人は他の国の方との同化が進んで、最終的には純粋な日本人がいないっていうストーリーです。たとえ、純粋な日本人がいたとしてもアイヌ民族のように文化が途絶えているという感じ。

むすこ

寝るときに読んでもらってるんだ。日本人もそのうち出てくるね。

この本は楽しい本ですが、本を読んで分かったのは、いったん絶滅の道をたどり始めると、あっという間に滅んでしまうということです。少ない個体数で細々と生き残っているのは手厚い保護を受けている絶滅危惧種だけです。

どう考えても日本人は絶滅の道をたどってるんで、もはや手遅れかもしれませんが…。

話しを戻すと、ありとあらゆる子育ての無駄を省く!これにつきます。

体操着は飾りのない安全で動きやすい服で来るとか、汗かいた場合の着替えを持ってくる、といった対応でいいのでは?と思います。

運動会で体操服が揃ってないと見栄えが悪いとか日本人絶滅がかかっているので言ってられません(笑)。カナダの運動会は、自宅にある服でチーム別に赤い服、緑の服、青色の服を着て来てね!という指示が出ます。

カナダの運動会
紙コップで水を運んで4Lのタンクに満タンになったチームが勝ち
タンクの口が狭いので皆ずぶ濡れです(どんな競技だよ…)

赤がオレンジ色っぽかったり、緑が青っぽくてどっちのチームか分からなかったり、寒いから違う色のカーディガンを来て意味なかったり、もはやそんな服着てくるの忘れたーって子も多いですが、誰も気にしません。

こんな感じで、あらゆる点でカナダの子育てはラクです。日本の子育ては、あれしないと、これしないと、あれ買わないと、これ買わないとだらけで神経使うわ、お金かかるわで大変!

日本の小学校でそろえる必要があるのは、

名札、上履き、ハンカチ、ちり紙、連絡帳、教科書(国・数・英・理・社etc)、各教科のドリル、ノート、帽子、体育用の帽子、体育用の運動靴、体操服、割烹着、絵の具、プール道具、習字道具、笛、裁縫道具、調理実習用の材料、エプロン、三角巾

その上、宿題の面倒まで見る必要が・・・。これが毎日なんですよ!!!確実に専業主婦を前提とした小学校のシステムです。毎日、名札つけかえるとかマジでアホくさい。働くとか、軟弱な私には絶対無理。3人子供いたらパニックだわ。

カナダで必要なのは笛のみ!宿題もなし!拷問もどきの重たいランドセルも必要なし!

300年後の

「わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑」 の”日本人”では、

絶滅の理由が、

小学校の持ち物が多過ぎて絶滅

で決まりですね。

まとめ

子供が排出をコントロールしたり、大人のトイレで用を足すって想像以上に大変なことなんですよね。牛乳飲ませるとお腹が痛い。みかん食べさせても、お腹が痛い。

スイカ食べるとトイレに行く回数が増える。何かちょっとでも、お腹や膀胱を刺激する食べ物を食べ過ぎたりすると、もうトイレ!トイレ!トイレ!

それを小学校で一人で解決していく子供は立派ですね。学力より何より小さいうちは無事に戻ってきただけでも褒めてあげたいですね!

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  • はじめまして。ブログ拝見させていただきました。私は、個人ブログを運営しているyuichironyjpと申します。フリーランサーとして活動しており、フリーランスで稼ぐ方法や、海外旅行に役立つ情報など発信しています。まだまだ始めたばかりなので、コンテンツは少な目ですが、優良な情報をお伝えしていきますので、よければ立ち寄ってください(http://mywordtripyuichironyjp.travel.blog/)。facebookやinstagramも運営しているのでyuichironyjp で検索して、友達申請もお待ちしています。

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